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「むにむに」

第592号 GS「アンガーマネジメント」

皆さんこんにちは。親子DE発達凸凹86保育士の松井です。

 

10月31日はハロウィンの日。日本の行事ではないですが、仮装したりお菓子をもらえたり、子どもにとってはワクワクするイベントですね。

今年はどんなハロウィンになるのでしょうか。楽しい時間をお過ごし下さい。

 

さて、今回は86の学習の1つである※GS(グッドスマイル)レッスンの様子をお話させていただきます。

※GSレッスンとは、コミュニケーション能力や社会性を身に付けるためのソーシャルスキルトレーニングです。

 

10月のテーマは「アンガーマネジメント」です。

アンガーマネジメントとは、自分の怒りを知り、上手にコントロールするためのスキルです。

 

初めに“怒り”についてのアンケートをとりました。※写真参照

子どもたちみんな、自分の思いをしっかり考えて丸をつけてくれました。答えを伝えると、正解しているときは喜び、違う時には「なんで?」と興味を示して、説明を聞き、「ふ~ん」と頭で考えて落とし込もうとする様子が多く見られました。

 

その次に、“怒り”はなぜでてくるのか、性質やしくみをイラストも使いながら、簡単に説明したり、“怒り”にならないように【べき】ではなく【かも】の考え方を、日常でよくあるエピソードを用いながら伝えたりしました。

“怒り”の性質やしくみについて考える機会もなかったと思いますが、生活している中で自分や相手に出てくる感情の1つなので、子どもたち一人ひとりが考えながら聞いてくれたり、自分のエピソードを話してくれたりと、難しい話でしたが真剣に向き合う姿が印象的でした。

また、保護者様の反応も印象的で、お子様の様子をお伝えさせていただくフィードバック時に、「自分も子どもの時に学びたかった」「すごい!そんな話を教えてくれるんですね。」などの言葉がたくさんありました。

 

アメリカでは、子どものうちから「アンガーマネジメント」を学ぶべきと考えられているそうです。社会に出て生きていく中で、自分のためになるスキルの1つだと思うので、少しでも子どもたちの身になるように伝えていきたいと思います。

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