「むにむに」
SSTレッスン「ノンバーバル(非言語コミュニケーション)」
皆さんこんにちは。親子DE発達凸凹86保育士の松井です。
梅雨入りし、雨の日が多くなり体や気持ちがどんよりしてしまうこの時期ですが、子どもたちがてるてる坊主を作ったり、長靴を履いて嬉しそうに水たまりを歩いたりする姿は癒されますね~☔雨の日だからこそできることや楽しみを増やして梅雨明けまで乗り切りましょう✨
6月のSSTレッスンテーマは『ノンバーバル(非言語コミュニケーション)』でした。
【姿勢】
他者と関わる時に大事な「姿勢」。相手の話を聞く時の良い姿勢・悪い姿勢を実際に見せながら、相手がどのように思うかを考えられるように伝えました。86では挨拶の時や話を聞く時には、意識して正しい姿勢で話を聞けるように声掛けしています。
【距離感】
86の子どもたちの中にも距離感がとても近い子がいます。初対面や対人関係が苦手な人には良くない印象を持たれてしまうこともあるので、具体的な距離を腕の本数で表し、実際にどれくらいの間隔なのかを子ども同士で実践しました。「近く感じるな…」「これくらいの距離ほしいかも」と自分が感じる距離感を伝えてくれました。
【表情】
いろいろな感情がある中でその気持ちを表す表情ですが、発達に凸凹のある人は、感情の理解や表現が苦手なことがあります。今回は基本の「喜怒哀楽」の表情を使ったゲームを取り入れて、楽しみながら気持ちを読んだり、伝えたりすることをしました。
【身だしなみ】
2つの対照的なイラストを比較し、身だしなみで相手に与える印象が変わることを伝えました。「髪の毛ボサボサはだらしないね」「友だちになるなら絶対こっち!」とほとんどの子は身だしなみが整っている方を選択していました。また、「におい」についても、この時期は特に汗をかきやすいので、においが気にならないように毎日お風呂に入ることをオススメし、清潔感を保てるように伝えました。
話を聞き実践することで、自分がどう見えているかや相手がどう感じるのかを少しでも意識する様子が見られました。言葉以外でも相手とコミュニケーションが上手にとれる力を身に付けられるように日常でも意識してほしいと思います。
次回は、SSTではなく認知特性を活かした『暗記トレーニング』を行う予定です!