「むにむに」
第680号 五感で育つ!子どもの心と脳が育つ感覚あそび
みなさん、こんにちは。親子DE発達凸凹86の前田です。
日ごとに暑さが増し、いよいよ夏本番ですね!
汗をかくことも増え子どもたちの姿にも変化が出てきたのではないかと思います。
今日は子育て中の保護者様にぜひ知っておいてほしい
『 感触あそび 』についてのお話しをします。
「どろんこになって遊ぶ」
「水をばしゃばしゃとする」
「粘土でぐにゃにゃとあそぶ」など…
一見ただの遊びのように思えるこれらの行動、
実は子どもにと
っては“学びの宝庫”であり
発達にとても大切なものなのです。
〇感触あそびとは
五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)を使って体験する遊びのこと。
〇なぜ大切?感覚あそびの5つのメリット
1.脳の発達を促す
2.言葉の世界が広がる
3.手先の発達や身体感覚が育つ
4.集中力・探求心を伸ばす
5.心が落ち着く・情緒が安定する
〇暑い夏におすすめ!おうちでできる感覚遊び
・片栗粉スライム(とろ~り・どろどろ感触)
▶材料:片栗粉・水・あれば色付けに食紅
片栗粉に少しずつ水を混ぜるとフシギな感触のスライムに!
力を入れると固まり、手を離すととろ~っと溶けるフシギな感触が大人気です
・寒天ゼリーあそび(ぷるぷる・ぐにゃぐにゃ・つるつる感覚)
▶材料:寒天またはゼラチン・色付けに食紅
寒天を固めて、おおきな塊を手でちぎったり、つぶしたり…
いろんな色の寒天を作れば見た目にもきれいで楽しい!
・氷あそび(ひんやりつめたい感覚)
▶材料:氷・色付けに食紅や絵の具
冷凍庫で作った氷に、少し色付けするだけで綺麗な氷に!
水に浮かべてみたり、手に持ってみたり、
溶ける経過や「つめたい」の感覚を体験できます◎
〇最後に
感覚あそびは“あそびながら育つ力”がぎゅっと詰まった時間。
どろどろ、べたべた…
大人からするとちょっと大変、面倒に思う場面も
子どもにとっては“汚れる体験”こそが大きな学びになります。
ぜひおうちでも感覚あそびの時間を取り入れてみてください。
お子さまの“感じる力”“考える力”を育てていきましょう。