「むにむに」
第668号 「子どもの1ヶ月はとても貴重な時間です」
皆さん、こんにちは。
親子DE発達凸凹86児童発達支援管理責任者の中村百香です。
新年度が始まり、大人も子どもも忙しい日々が続いているのではないでしょうか。
忙しい日が続く時こそ意識して「休む時間」「休む日」を設けて、しっかり体も頭もリフレッシュできるといいですね。
86に2歳児さんから通ってくれている男の子がいます。言葉の療育を中心に取り組んでいて、少しずつ単語が言えるようになってきたので、2歳児さんの3月からオノマトペ(擬音語)を練習し始めました。
絵カードを使ってスタッフがオノマトペを言った後に、模倣してもらい練習を繰り返します。初めはなかなかはっきり発音できず、「わんわん」だけなんとなく言えていましたが、「きらきら」「にこにこ」「ばらばら」などほとんどの音が「とっと」と同じ音になってしまっていました。
療育を繰り返す中で50音の「ま行」と破裂音を発生するのが苦手だということがわかり、苦手な音を中心に繰り返し練習すると、少しずつ発音もしっかりしてきて「わんわん」「ふわふわ」「いらいら」がとても上手に言えるようになりました。苦手だった「にこにこ」「ばらばら」も4音節「○○○○」と発声できるようになってきました。
なんと驚くことに、ここまでの成長が約1ヶ月でできるようになっているのです。男の子は週3〜5回は通ってくれています。週3回だとしても、1ヶ月で12回、約12時間も練習できたことになります。幼児期の1ヶ月は成長過程の中でとても貴重であることがわかるかと思います。この男の子の成長の変化はまた公式LINEでもお伝えさせて頂きますね。
86では早期発見・早期対応の大切さを伝えています。今お子さんの成長で悩んでいる方がおいでるなら、少しでも早くお子さんの療育の機会を提供してあげることをおすすめ致します。86にもお気軽にご相談下さいね。