「むにむに」
第644号 SSTレッスン「連想」
皆さんこんにちは。親子DE発達凸凹86保育士の松井です。
いよいよ明日は第10回金沢マラソンが開催されますね!金沢の美しい観光名所を巡りながら、地元の美食も楽しめるというのはとても魅力的です。参加される方、応援に行かれる方はぜひ楽しんでくださいね!
さて、今回は学習前に行っているSST(ソーシャルスキルトレーニング)レッスンの様子をご紹介します。今月のテーマは『連想』です。
皆さんは連想ゲームをしたことがありますか?「マジカルバナナ、バナナと言ったら黄色、黄色と言ったら…」というようなクイズ番組でもお馴染みの『連想』は、ただ楽しいだけでなく、想像力や発想力、そして集中力を高める効果があります。何かを思いつくことで挑戦する意欲が生まれたり、危機回避の力が養われたりと、大人になっても役立つ大切なスキルです。
まず、連想しやすい「秋」をお題に取り上げました。子どもたちから一番多かった連想は[ハロウィン]でした。10月の時期や86の指導室の飾りつけが影響したのかもしれませんが、子どもたちは「お菓子がもらえる」「仮装ができる」といった楽しい体験をすぐに思い浮かべていました。
次に出てきたのは[遠足]でした。これは少し意外な答えでしたが、学校での体験が子どもたちにとって身近で大きな思い出なのだと感じました。また、「スキーの準備」や「新幹線・鉄道の開通日」など、個々の興味や好きなものが連想として表れたのも興味深かったです。
次に、11月30日(土)に開催するオータムフェスティバルの一環として行われる「バザー」をテーマに連想してみました。バザーをあまり経験したことがない子もいたため、まずは写真を見せてから考えてもらいました。経験が少ない子は、写真を元に「行ってみたいお店」の名前を挙げることが多かったです。一方、経験がある子は「僕、ワークショップに参加したことがあるよ」「いっぱい買ったらお金減るよね~」など、具体的な体験を思い出しながら楽しく書き出していました。
このように、『連想』を通じて、経験の有無で思いつく内容やその数に違いが出ることを実感しました。86では学習だけでなく、SSTゲームや体験学習を通じて、さまざまな機会を提供しています。学校や家庭だけでは経験できないことを体験できるので、ぜひご参加ください!
11月30日(土)に開催されるオータムフェスティバルは、一般の方もご来場いただけます。お近くの方や学習塾MOYU、親子DE発達凸凹86に興味のある方は、ぜひ遊びに来てくださいね!
次回のSSTレッスンでは、『お金』をテーマに、オータムフェスティバルに向けたお金のやりとりをイラストや実践を通して楽しく学んでいきます。お楽しみに!