「むにむに」
第640号 SSTレッスン「自分を守る」
皆さんこんにちは。親子DE発達凸凹86保育士の松井です。
今週からやっと気温も下がり、秋の涼しさを感じますね。夏の暑さから解放されると思いきや、今度は蚊が活発に活動する時期でもあるので、虫よけ対策をしっかりしましょう。ちなみに、汗をかきやすい人、体温が高い人、黒い服を着る人、お酒をよく飲む人が刺されやすいそうですよ(・_・;)
さて、今回は学習前に行うSST(ソーシャルスキルトレーニング)レッスンの様子をご紹介します。
今月のテーマは『自分を守る』です。
今回は、①水害について②不審者について③水着ゾーンの3本立てで子どもたちと自分の身の守り方を学びました。
まず①「水害について」
最近、自然災害が多いので水害について話始めると、真剣に聞いたり体験したことを話してくれたりする様子がありました。避難する時の必需品として86の防災リュックを紹介したり、クイズ形式で防災についての知識を高めたりしました。クイズでも一人ひとりが想像しながらよく考えて答えられていました。
次に②「不審者について」
今回は盗撮・変質者を具体例にだし、危険を感じた時の行動を伝えました。学校でも習ったことを思い出し、「“いかのおすし”や!」と答えてくれる子が何人かいました。
※いか(行かない)の(乗らない)お(大声を出す)す(すぐ逃げる)し(大人に知らせる)
繰り返しの学びで身についていることやそれをすぐ言えることに感心しました。
最後に③「水着ゾーン」
プライベートゾーンとも言われている体の大切な部分(口・胸・お尻・性器)と約束(見ない・見せない・触らない・触らせない)を伝えました。性の話に恥ずかしさがある年頃だとは思いますが、性被害は低年齢から起きているのが現実です。自分でおかしいなと思えるように、自分の身を守れるように、周りの大人に相談ができるように、今のうちから知ることが大切です。子どもたちは恥ずかしさからか、あまり発言することはありませんでしたが、しっかりと話を聞いている様子はありました。86では繰り返し水着ゾーンについて伝えていきたいと思います。
次回のSSTレッスンは『連想』をテーマに、想像・発想力を高め、自分の考えを伝えることを子どもたちと取り組みたいと思います。