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「むにむに」

第639号 早期療育での大きな成長!そして86卒業へ☆

皆さん、こんにちは。

親子DE発達凸凹86保育士の中村百香です。

先日の中秋の名月は見られましたでしょうか?日本では四季を感じられていいですよね。子どもたちとも秋を見つけて会話を楽しんでいきたいと思います。

 

先日、86をご利用中の保護者様から「3月末で卒業しようと思います」と連絡を頂きました。

理由は、「療育を通して指示理解もできるようになり、集団行動も身に付き、小学校へ行ってもついていけると思えるほど成長したから」ということでした。

 

このお子さんは年中の春頃から86を利用してくれていました。

当初の悩みは「言葉が遅れている」「友だちとコミュニケーションがとれない」ことでした。

療育を始めると、確かに物の名詞でも答えられるものと、答えられないもの、間違えて覚えているものがありました。

言葉でのやりとりも、「今日の天気は何かな?」「ぼく、ロボットあって~・・・」と正しい返答が難しい状態でした。保育所等訪問支援を利用して、通っている保育園さんに訪問へ行って様子を見ると、なかなか集団に入れず、ずっと先生にくっついて過ごしていました。

 

86の療育では、まずは言葉を伸ばす為に、名詞を繰り返し練習し、その後には動きのある言葉、擬音語、反対言葉、などを学習することで、会話もかなりスムーズに話せるようになっていきました。

それに並行して、色の名前や数なども学習していきました。

 

また、療育は個別とペアを利用し、まずは2人の友だちとコミュニケーションをとる練習から行いました。

月に1回の運動あそびでは5人程度の友だちが参加するので、そこでもコミュニケーションの練習を積んでいきました。その後、ワーキングメモリーを増やす療育や、指示理解ができるようになる療育を続け、最近では就学に向けてひらがなの読み、書きなどに取り組んでいます。

当初答えられなかったお天気も「今日は晴れ!」「金曜日!」「明日は〇日!」と答え、日付感覚、曜日感覚も完璧になりました。就学へ向けての力もぐんぐん身についています。

 

そしてお子さんの成長には、保護者様のサポートも必要不可欠でした。

週2回の86での療育や月1回の運動あそびにも毎回意欲的に参加してくださり、86から「お家でもこうして取り組んでみてください」とお伝えしたことは必ず協力してくださりました。

お子さんの成長には、療育だけでなく保護者様の関わりも同じくらい重要であることを実感しました。

このように、保護者様や通っている園の先生のご協力もあり、このお子さんは86に通い始めたころからは想像できないほどぐんと成長でき、私達スタッフも本当にうれしく思っています。

 

今後も少しでもたくさんのお子さんや保護者様をサポートしていきたいと思っております。

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