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「むにむに」

第474号 自立について

皆様,こんにちは。
発達凸凹86(はる)児発管の四登です。

この度の東北地方の震災で,被害にあわれた方々の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

さて,ご卒業を迎えられたこの時期,進学されたあるお子様のお母様と,お話をさせて頂く機会がありました。
その中で,「ゆくゆくは自立をして,一人で生活ができるようになって欲しい」というお気持ちを聞かせて頂きました。

ご家族の皆様が悩みながら子育てをするのは,お子様の「自立」を願っているからであり,お子様も自らの人生を豊かにする為に「学ぶ」ことが必要であると思っています。

「自立」という言葉には,「他者に依存しないで,他者からの支配を受けないで存在すること」という意味がありますが、「子どもの育ち」という観点から考えますと,
(1)自分の人生の責任を負うための思考力や判断力、自己決定力等に支えられた自主性や主体性という「精神的自立」
(2)身辺自立や生活習慣を身につけるために必要な「生活的身辺自立」
(3)社会的な生活を営むための「経済的自立」
(4)社会参加や関係性の維持、発展、規範意識「社会的自立」
この4つが絡み合って,子育てに組み込まれていきます。

どのような状況を「自立」と呼ぶのか,それぞれのご家庭のお考えによってイメージは違ってくると思います。
そして,どんな姿が幸せであると考えるかでも違ってきます。

4月10日(日)に「自分が変われば見える世界が変わる」という講演会を行います。
講師は,弊社代表   小坂治美です。
子育ては環境9割と言われる中,ご自身の子育てを見つめ直してみてはいかがでしょう。
お子様の就学から就労まで「自立」を見据えたお話,お子様との関わり方について等々,1時間では短いくらいの盛り沢山の内容となっております。

お席も残りわずかとなりました。
ご興味ある方は,お早めにお申し込み下さい。

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