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「むにむに」

第473号 お子様の「夢」は小さいうちから

2022年03月16日

皆様,こんにちは。
学習塾MOYU 塾長の谷口一登です。

2月末の季節外れの大雪から一転,暖かな日が続いています。
金沢市では,先週末に中学校の,今週末は小学校の卒業式が行われます。
小学6年生のお子様,中学3年生のお子様達は,期待半分,不安半分といったところでしょうか。
皆様の新しい旅立ちを,心よりお祈り申し上げます。

前回(第472号)のブログで,弊社スタッフが子どもの英語教室の先生から
「お子様(小学6年)の進路は決めていますか? 高校受験は,どこをお考えですか?」
と聞かれてビックリした…という話がありました。
でも,それは決して早すぎるということはありません。

私たち(50代)が子どもの頃は,自分が行きたい高校というより,学力に合わせていける高校,大学に行くのが当たり前で,将来のビジョンなども大学を出てから考える…といったことが一般的でした。
ですので,漠然とした「夢」はありましたが,それは「大人になったらウルトラマンになる!」というものと大差ないものでした。

私が子どもの頃の夢は,医者になることでした。
でも,後々考えると,これは母親からいつの間にか刷り込まれた「夢」でした。
大きくなるにつれて,「何だか変だぞ?」と思うようになり,成績の乖離もあって医者になることは諦めてしまいました。
将来何になりたいのか,自分は何をしたいのか…が無いまま,気づけば親の敷いた「教員」というレールに乗っかって25年。
それが今では,この様な(学習塾・放課後等デイ)自分のやりたい仕事をしています。長い回り道をしたものです。(笑)

塾の卒業生の方で,こんなお子様がおられました。
中学2年の頃から「私は農業に携わる仕事がしたい」という夢をもち,3年生での模試では希望する高校は毎回「S判定(合格確実)」。
「もっと上の高校をねらったら?」と勧めると
「私は,ここに行きたいから」と。
それを聞いて,本当に感動しました。
自分の夢,やりたいことがはっきりとあり,そこに向かってのビジョンを15歳の段階でちゃんともっているのです。

そう思うと,中学校入学段階で「高校受験はどこをお考えですか?」と聞かれることも,自分探しへの第一歩ではないでしょうか。

小さいうちから「自分のやりたいこと」「得意なこと」を見つけて,それを伸ばしてあげることは,お子様の将来に大きな影響を与えます。
そのためには,小さいうちにどれだけの体験活動を積んだかで左右されます。
食わず嫌いではなく,まずはやってみる。
それでダメなら,自分には合わない。
そんな体験を,どれだけ積ませてあげられるか。

どうぞ保護者の皆様,お子様にたくさんの体験の場を用意してあげて下さい。
当塾では,定期的に体験活動を行っています。
ドローン体験,クリスマスリース作り,編み物教室,科学実験教室,クッキング教室…

コロナ対策を徹底して開催させて頂きますので,ぜひご参加下さい。
今後も,親子で楽しめる活動を企画して参ります。
また,ご案内させて頂きますので,どうぞよろしくお願いします。


 

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