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「むにむに」

第411号 記憶のメカニズム

皆様,こんにちは。
学習塾MOYU 塾長の谷口一登です。

皆様は,「忘却曲線」というものをご存知でしょうか? きっと,一度は目に(耳に)したことはあるでしょう。

これは,ドイツの心理学者ヘルマン・ エビングハウスが,無意味な音節を記憶し,時間と共にどれだけ忘れるかを数値化したものです。


その結果は,
・20分後には42%忘れる
・1時間後には56%忘れる
・1日後には67%忘れる
・1か月後には79%忘れる
といったことが分かってきました。1時間で,半分以上忘れるのですね!

しかし,注意しなければならないのが,このデータは「無意味な音節」を記憶した時のデータということです。
これが「意味のある」ものだったら,当てはまらなくなります。

例えば,
・イワシは弱いから群れている → 魚へんに弱いで「鰯」
・佐藤さんの車のナンバーは,名前の通り「3103」
など,そこに意味を見出すことで,長期にわたり記憶の保持が出来るようになります。

エビングハウスの忘却曲線から,次の5つのことが分かります。
(1)何かを学ぶ時,それが自分にとって意味のあるものの場合,暗記は楽である。逆に自分にとって意味の無いものであれば,すぐに忘れる。
(2)学習に時間をかけると,吸収できる情報量も増える。
(3)一度目の学習より,二度目の学習の方が簡単になる。復習を重ねるごとに忘れにくくなる。
(4)一度にたくさん学ぶより,時間をかけて何度かに分けて学んだ方が学習効果は上がる。
(5)学んだ直後から物忘れは始まる。最初は一気に忘れ,次第にゆっくりと忘れるようになる。

学習塾MOYUでは,「聞くトレーニング」の後に,毎回漢字テストをしています。
これは,当該学年で習う新出漢字を,学校よりも遅いペースでテストしています。
つまり,学校で一度テストした内容を出題する(2度目の学習)となります。これは上記の(3)に当てはまります。

1回のテストは,10問。これを毎週教科書の順番に出題します。これは上記の(4)に当てはまります。

また,合格点を80点とし,不合格の方は再度同じテストをします。
1時間で半分以上忘れることを考え,学習時間中に再度テストをして,記憶の保持に努めます。

このように,漢字テストを繰り返していると,ほとんどのお子様が2回目までに合格点を取れるようになってきました。
もし,可能でしたらお家に帰られた次の日,同じ漢字テストをすると,ほぼ定着します。

苦手なお子様が多い「漢字」の学習。
やみくもにノートに書くのではなく,記憶のメカニズムを知って,効率的に練習することが上達の秘訣です!

当塾で漢字をしっかり覚えましょう!

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