皆様,こんにちは。
学習塾MOYU・発達凸凹学習塾86(はる)塾長の谷口一登です。


早速ですが,皆様は「量感」という言葉を聞いたことがありますか?
「量感」とは,
・対象のもつ重量や容積の視覚を通した感じをいう(ブリタニカ国際大百科事典)
・分量,重さがある感じ(デジタル大辞泉)
・対象の表現されたもののもつ容積や重量の感じをいう(精選版日本国語大辞典)
と記されています。

例えば,全国学力テストの算数では,次のような量感を問われるものが出題されています。

問1)約1kgの重さのものを,(1)から(4)までの中から1つ選びなさい。
(1)空のランドセル1個の重さ
(2)1円玉1枚の重さ
(3)5段の跳び箱全体の重さ
(4)ハンカチ1枚の重さ

問2)約150平方センチメートルの面積のものを,(1)から(4)までの中から1つ選びなさい。
(1)切手1枚の面積
(2)年賀はがき1枚の面積
(3)算数の教科書1冊の面積
(4)教室1部屋の床の面積

さて,皆様はお分かりになりますか?
このような問題が,小学校6年生で出題されています。

正解は,問1は(1),問2は(2)です。
正答率は,問1が65.8%で,問2が17.8%でした。

我々大人は,ある程度の生活経験から「だいたいこのくらいかな…」という予想は立てられますが,子ども達は,そうはいきません。
まして,生活体験が乏しくなっている昨今,「これぐらいだと,どのくらいだろうか…」といった予想すら出来ないのが現状です。

現在,当塾では,ハロウィンにちなんで,「カボチャは何グラム?」というクイズを実施しています。玄関に飾ってある大きなカボチャの重さを当てるクイズです。

お子様達は,嬉々として思いつくままに,色んな数字を書いて来ます。
面白いことに,送迎に来られたお母さん方は,カボチャを両手で抱いて,こう言います。
「これ,うちの子と同じくらいの重さだから,〇グラムくらいかなぁ…」
「この子が生まれた時の体重よりもずっと軽いから,〇グラムでしょ」

お母さん方,すごいです!
私は男性ですし,子どもも居ないので,その考え方はありませんでした。
そんなお母さん方に聞きながら,子ども達も実際にカボチャを持ち,重さを体で感じ取っていきます。
正に,生きた教材を使った,量感の学習です。

こうやって,親から子へ,普段の何気ないやり取りが量感を鍛えてくれます。
このような機会を,増やしてあげたいです。

 

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