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「むにむに」

第82号 大人の役割 ~ 金沢から発達障害について考えます ~

2018年10月9日

おはようございます。
発達凸凹学習塾86(はる)担当講師の谷口啓子です。

昨日,金沢ケトンクラブ主催の講演会に参加させていただきました。

講師は,脱ステロイドでアトピー治療を確立した藤澤皮膚科(東京)理事長の藤澤重樹先生と、糖質制限とアドラー心理学で子どもの学力を伸ばしていらっしゃる三島塾(北九州・東京)の三島学先生です。
藤澤先生からは、ケトン体とアドラー心理学について詳しくお話しいただきました。
三島先生からは、著書「マンガでわかる!食事で改善 親が怒らなくても自分で勉強する子に」を手元において,具体的なエピソードを交えてお話いただきました。

お二人のお話から共通して大切だと思ったのは,子どもの「気づき」をどれだけ増やせるか,ということでした。
例えば三島先生は大学受験生に対して,1年浪人するといったいいくらの損失がでるのか,ということをお話なさるそうです。予備校代だけではなく,その後の人生において減額されるものも全てを含むと、なんと!2000万円近くになるそうです。この話を聞くと,「勉強しなさい」と言わなくても,やる気スイッチが入るとのことでした。

「気づき」=見える化です。

子どもは,どうしても「目の前の楽」を選んでしまうことが多いです。駄々をこねたり,泣きわめいたりして「楽」を通そうとすることもあります。しかし,それはお子様にとって,本当に「お得」なのでしょうか。
先ほどの例で言いますと,「今勉強に励む」ことが,本当の「お得」なのです。

私達大人は,子どもの「気づき」を増やすために,学び続ける必要があります。
今朝元気に登校していった子ども達の幸せを願うなら,今日一日,私たちも目一杯やってみませんか。
私も,がんばります。

どうぞ、保護者の方が考えを広げ、お子さんを受け入れてもらえたなら、笑顔いっぱいの「むにむに」が生まれるでしょう。
たくさんの「むにむに」が生まれるように、私共も頑張ります。

 

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