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「むにむに」

第6号 愛着障害

皆様おはようございます。

今回、大相撲初場所で、幕内力士の「栃ノ心」が優勝しました。幕内力士の優勝は、6年ぶりということで、また、新たな風が吹いたように思います。

ところで、去年の暮れあたりから、角界にはいい話がありません。
今回優勝した栃ノ心も、皮肉にも春日野部屋!

「相撲は独特な世界だから、昔から体質が変わらない」と言われていますが、「時代錯誤もいいところ」と考えられる方も少なくありません。
どうやら、お相撲さん達の世界では「稽古」と「体罰」がごちゃ混ぜになっている人が多いようです。

同じように子育ても「躾」と「虐待」を、ごちゃ混ぜにしている人も増えてきています。
そこの区別はどこでつけるのでしょうか。

私は、与えた側の「感情」がどうだったかだと思います。

もっと言うと、自分の怒りや不満のはけ口だった場合は、「止まらない」がキーワード。
「体罰」や「虐待」には、異常なまでの「しつこさ」や「時間の長さ」があり、「相手が悪い!」しか頭に無いのです。それは、しばしば相手(子ども)の人格までをも否定します。

一方「育てる」の場合は、「何故こうなったか。」「どうすれば良いのか。」の思いが根底にあります。
つまり、子どもの行為そのものが悪いのであって、そこを注意すれば、はい終了!
長々と叱る必要はありません。

今後、発達凸凹学習塾にお越しになる保護者の方にも、見受けられるかもしれません。
第4の発達障害(愛着障害)です。

保護者ご自身は、無自覚の方がほとんどなので、ペアレントトレーニングを通じて気づいてもらえたなら、こんな嬉しいことはありません。

どうぞ、保護者の方が考えを広げ、お子さんを受け入れてもらえたなら、笑顔いっぱいの「むにむに」が生まれるでしょう。
たくさんの「むにむに」が生まれるように、私共も頑張ります。

 
写真は、昨年9月に両国国技館にて撮影したものです。奇しくも、この場所が日馬富士最期の場所となりました。
 
 

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