「むにむに」
第39号 親子で学ぶからこそ ~金沢から発達障害について考えます~
皆様、おはようございます。
ゴールデンウィークも終わり、今からが体調管理の大切な時期に入ってきました。
「芽吹きどき」とは、とかく体調が不安定になりやすいものです。
特に、子どもには環境の変化から、いろんな症状が出始めやすくなります。
こんな時は、しっかり栄養バランスが取れた食事をしてもらいたいものです。
さて、発達凸凹学習塾86(はる)も開塾して1か月が過ぎました。
通って頂いているお子さま達の「嬉しい変化の報告」を、保護者の方より教えて頂くようになりました。
中でも、ある中学生の男の子は、「学習に対して前向きになる」という変化がどんどん現れてきています。
それまで、ペアレントトレーニングやご自身の心理チェック結果に対して不安を抱いていた保護者の方が、お子さまの変化を通し、受け止め方が良い方に変わってきています。
一緒にコミニュケーションを取ることで、保護者の方が知らない(お子様の)一面が見えたり、お子様を通して自分の癖が解ったりと、いろんな気づきが多いようです。
私どもは、親子が共に笑ってコミニュケーションが取れることを一番に願っています。
お子さまの特徴を知り、その特徴に合わせて、コミニュケーションを取れば、必要以上に「劣等感」を抱くこともありません。
働く女性が増えた現代、子ども達は、学校が終わっても、学童へ行くか、習い事に行くか、常に友達と居なくてはならない環境にいます。
発達障害の子にとって、この「長時間、友達と居る環境」を辛いと思う子もいます。
発達障害の子は、特に、自分を受け入れてくれる場所が必要なのです。
劣等感や恐怖心が和らげば、使うエネルギーも変わります。
どうぞ、保護者の方が考えを広げ、お子さんを受け入れてもらえたなら、笑顔いっぱいの「むにむに」が生まれるでしょう。
たくさんの「むにむに」が生まれるように、私共も頑張ります。