Blog あきらめるブログ
「むにむに」

第38号 その子その子で,育て方は違います! ~金沢から発達障害について考えます~

2018年05月5日

皆様、おはようございます。
ゴールデンウィークも、残りわずかとなりました。
皆様は、どのようにお過ごしでしたか。

今年は、桜をはじめ、ツツジや薔薇、チューリップなど、殆どの花が例年より早く咲き始め、毎年楽しみにしていた「砺波チューリップフェア」も5/5で終了と、慌ただしい雰囲気でした。

さてそんな中、このゴールデンウィークを騒がせたニュースの中にTOKIO の山口達也さんの事件がありました。

この問題に対して、他のメンバー4人が会見を開きましたが、その中で一番気になったのが、全員が「大人であっても、もっと山口に口うるさく言えばよかった。」という言葉でした。

「大人だから」とか、「本人の意志に任せる」とかは言葉としては成り立ちますが、冷静に本人の「素」を見たときに、その判断に問題がありませんか?と思うことがとても多いように思います。

極端な例ですが、風邪をひき、40度の熱を出している子が「プールに行きたい!」と言った時、「分かったよ、行きなさい」言えますか?

これくらいに明確な例になれば、本人が状況に応じた冷静な判断ができないと言い切れますが、そうでない場合(今回のTOKIO山口さんの場合など)は、周りもどのような答えを出せばよいか分からなくなります。
私は、従業員を厳しく育てます。何を基準にするかは、
1)嘘やごまかしがないか
2)先まで考えての行動か
3)立場を考えた行動か
4)お客様ファーストか

今回の山口達也さんがギリギリまで、メンバーには言わなかった行動など、常識としてあり得ません。
いかに「ごまかし」を幼い頃からやってきたか!

普段の何気ない「甘さ」ほど、怖いものがない時代になってきました。

これに対応するには、幼い頃からの判断の積み重ねが、とても重要です。
大人になり、間違いを起こしても、その人だけの問題ならまだしも、その周りに迷惑をかけてしまうことが多いにあります。
それは、その人だけでなく、周りにとっても大変に辛いことです。

発達障害の方に見られる傾向として、立場の把握ができなかったり、言葉を(文字通りに)そのまま受け取ったりすることがあります。状況がよく理解できていないため、思わぬトラブルが起きやすいことが多々あるようです。
そこで、幼い頃からソーシャルスキルトレーニングを行い、社会性を身につけることが大切になります。そうすると、状況を理解する力が高まり、正確な判断ができるようになります。
発達障害でない方でも、コミニュケーションが上手く取れるかで、人間関係にも大きな影響を与えます。

どうぞ、保護者の方が考えを広げ、お子さんを受け入れてもらえたなら、笑顔いっぱいの「むにむに」が生まれるでしょう。
たくさんの「むにむに」が生まれるように、私共も頑張ります。

 

発達障害 学習塾 86発達障害 学習塾 86

お気軽にご相談・
お問い合わせください

Homeあきらめるブログ「むにむに」第38号 その子その子で,育て方は違います! ~金沢から発達障害について考えます~